2010年08月02日
ケアマネは哲学を悟る (介護を振り返る)
介護事業の仕事もしている関係で知人から ケアマネジャーさんを紹介して頂く話がでた時・・・
「 ケアマネは実力だけでなく 介護を受ける人の哲学も理解できないと
」・・・この言葉が 胸にグッと来ました。
我々夫婦には 強い拘りと信念がありました。 結婚した時からでなく する前からかな・・・?互いに似た者同士が出会い 1ヶ月で結婚を決めた理由のひとつにこれらの似た価値観がありました。
「 もし死んだ時は葬式はしない。静かに密葬 」「 儀式に拘らない 」
「 もし機械で生きる選択を迫られた時は 延命はしない 」「 もし死んだら 臓器を提供する 」
「 輸血はしない 」「 医療に頼らず 自然治癒力を重視する 」・・・などなど
このALSという難病で 我々が決意しなければならないことは 「人口呼吸器」を付けるか付けないかでした。新聞でも度々目にしますが・・・シビアな選択でした。
この病気がどういう結末になるかは 順番は不明ながら覚悟をしていましたから
「 施設に行く 」 「 人口呼吸器はつけない 」と、きっぱり決めていた我々でした。
まだ呼吸器の現実を知らない娘や、主人の実家の家族から「つけて生きて欲しい」と言われ 迷った時期もありますが・・・
延命の選択以外にも 我々の複雑な夫婦事情・家庭環境 仕事柄?医療への対抗心 夫の性格
進行も速いゆえ 複雑な我々を理解できる 巧みなケアマネジャー
が私たちには必要でした!
さすが知人でした。出会ったのは(「10月20日 介護事業所へ」を参照)大学病院勤務経験のあるもと看護婦で 医療に詳しく テキパキ機敏に仕事を進める 心強いMさんでした。全国で7千人という数少ないALS・・・ 医療現場を知るMさんだからこそ 手際よく介護プランが決まり 安らかに看取るまで漕ぎ着けたと思わずにいられません
連絡が滞ったこともなく 事細かに 何度も連絡を取り 今必要な事 その後必要な事 病気の進行を先読みしながら 準備を整えて行きました。その傍らで私も 先々を予測し介護資料を読み これはどうなのか?夫はサービスをうけられるのか?と 質疑をどんどん出しました。家族に負担が増すことは 目に見えていたので とにかく頼ってばかりでなく先読みし行動しました。
そして 現実をはっきりと伝えてくれるMさんは 我々の理想でもありました。「はっきりしててごめんなさいね
」といいなが言いにくい話もストレートに語ってくれました。「我々もはっきり言われるの大丈夫ですから
」と 言われたことを受け止め ストレートに返事を返すという スムーズなやり取りが出来ました。 お陰で介護プランもスムーズに決まりました。ズバリ言われてめげる様な我々ではありませんでした。ここのように 遠慮なく率直に話しあえたことは この病気の進行の速さに飲み込まれないで 毅然と立つ力となりました。
でもソフトな語り方でないと めげてしまうタイプの方は
そのようなケアマネージャーさんがいいでしょうね・・・
相性は大切です
「 ケアマネは実力だけでなく 介護を受ける人の哲学も理解できないと

我々夫婦には 強い拘りと信念がありました。 結婚した時からでなく する前からかな・・・?互いに似た者同士が出会い 1ヶ月で結婚を決めた理由のひとつにこれらの似た価値観がありました。
「 もし死んだ時は葬式はしない。静かに密葬 」「 儀式に拘らない 」
「 もし機械で生きる選択を迫られた時は 延命はしない 」「 もし死んだら 臓器を提供する 」
「 輸血はしない 」「 医療に頼らず 自然治癒力を重視する 」・・・などなど
このALSという難病で 我々が決意しなければならないことは 「人口呼吸器」を付けるか付けないかでした。新聞でも度々目にしますが・・・シビアな選択でした。
この病気がどういう結末になるかは 順番は不明ながら覚悟をしていましたから
「 施設に行く 」 「 人口呼吸器はつけない 」と、きっぱり決めていた我々でした。
まだ呼吸器の現実を知らない娘や、主人の実家の家族から「つけて生きて欲しい」と言われ 迷った時期もありますが・・・
延命の選択以外にも 我々の複雑な夫婦事情・家庭環境 仕事柄?医療への対抗心 夫の性格


さすが知人でした。出会ったのは(「10月20日 介護事業所へ」を参照)大学病院勤務経験のあるもと看護婦で 医療に詳しく テキパキ機敏に仕事を進める 心強いMさんでした。全国で7千人という数少ないALS・・・ 医療現場を知るMさんだからこそ 手際よく介護プランが決まり 安らかに看取るまで漕ぎ着けたと思わずにいられません

連絡が滞ったこともなく 事細かに 何度も連絡を取り 今必要な事 その後必要な事 病気の進行を先読みしながら 準備を整えて行きました。その傍らで私も 先々を予測し介護資料を読み これはどうなのか?夫はサービスをうけられるのか?と 質疑をどんどん出しました。家族に負担が増すことは 目に見えていたので とにかく頼ってばかりでなく先読みし行動しました。
そして 現実をはっきりと伝えてくれるMさんは 我々の理想でもありました。「はっきりしててごめんなさいね


でもソフトな語り方でないと めげてしまうタイプの方は



Posted by マリン at 08:28│Comments(0)
│介護
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