2010年11月02日

モルヒネの問題

ボルタレンが使用できなくなり  主人は自力で耐えていましたがーん…

先日 しみじみ読み直した 施設の「家族への連絡ノート」にはっとしましたびっくり

「ボルタレン使用は本人の希望でOFFとし 対処しています。痛みは自制内ということでしたが・・・医師と相談して 胃薬と鎮痛剤を検討して頂ければと思います。左肩自然脱臼時に痛みが増強しています」

ボルタレンを中止した主人は 違う鎮痛剤を求めていましたが・・・本人と施設側 医師との間で 上手く話しが進まず主人が怒っていたことを思い出します。 短い期間お世話になった主人が心開いた訪問医に どうにか助けてほしいと電話したこともありました。ただ 施設入所した以上 主治医はその施設の医師で 今までお世話になった訪問医は施設には入れないのです。受診する時は 施設を退所しなければならないとか・・・医療保険と介護保険は同時に使えない など 日々分からないことばかりで 納得いくように説明を仰いだり 妻の私の頭も満杯の時期でした。 鎮痛剤の交渉をしている間に・・・主人の病状は家族との会話がやっとになり 他の面会は本当に主人が会いたいという人以外 止めました。

モルヒネの話しもでていました。主人は家族と会話も出来なくなると 断固として拒否。

「その後の辛さを ご主人さんは予想してなかったようです。苦しまずに息を引き取ったお父さんの姿イメージしていたのでしょう・・・。あの時 モルヒネを準備していたら 要求された最期の時に使えたんです。あの時準備していればよかった・・・」
先日訪問した 施設で 看護師長から そんな話題が出ました。
あの最後の日 主人がそこまで拒んだモルヒネを しきりに懇願しましたが 結果として使用が認められませんでしたがーん…
   

確かに 主人はお父さんの姿をよく語り 自分は呼吸器にはこないと思い込んでいました。

SPO2の記録を見ると 1月初めの記録は 95% 94%・・・・
ぜんそくが起きたときで97%と聞きました。既に呼吸器がやられていたのですがーん…

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