2010年09月21日

墓には入らないという 故人の願い

主人の兄弟から 本当に菩提寺は作らないのか?とありました。

私には 何のことか分かりませんでした。 我々の心の中に そのような準備も予定も 宗教心もありませんでした。主人の意向は何度か伝え、 主人の気持ちを大切にして欲しいと思いますが やはり 価値観(宗教心)の違いは 仕方ないのかもしれません。


まだまだ 我々のような考え方は 増えてはいるものの 少数派でしょうし・・・・

私は もう一度 主人の思いを伝えつつ 主人の意向を貫くことに 何の迷いもないことを伝えました。

主人の母は 「遺骨分けて欲しい」  「・・・がそう言ったなら 墓には入れない 遺骨を側に置いておく 」
・・・・と電話で 理解はした様子で 話してはおりました。
主人が亡くなる前にも 主人の口から 母にはっきり意思表示はありました。
「おふくろ・・・墓は入らないからな!いいな」
淋しそうな表情で 「そんな・・・墓に入らないなんて・・・」 と またもや険悪になってた母と息子でした。
でもその後 「・・・がそう言うなら 墓には入れない」 と、母。
自分の息子の思いを 大切に受け止めている様子でした。さすがお母さん。

個性的な義母ですが 素適な主人のお母さんだと思いました。

でも 母ばかりでなく 今・・・主人の兄弟の意見も 受け止めなければならない私です。
だから 分骨があるんでしょうね・・・汗 宗教心という価値観の違いの重大さを 経験している今ですがーん…




同じカテゴリー(遺族として)の記事画像
障害者施設訪問、支援者支援
懐かしい再会 1
まだ開けられないファイル (7月現在) 
同じカテゴリー(遺族として)の記事
 障害者施設訪問、支援者支援 (2018-01-17 10:21)
 無理しないとやっていられない介護、夫婦・・・ (2017-12-11 21:09)
 1年あっという間ですね (2011-12-06 23:31)
 まだ聞くのはダメだ~ (2011-09-22 01:01)
 オリオン座を眺めて (2011-09-06 20:48)
 施設からの招待状 (2011-08-24 15:35)

Posted by マリン at 21:56│Comments(0)遺族として
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。