Marine Story

土曜の仕事に出る前の忙しい朝
「トイレ行っておく？大丈夫？」
「うん大丈夫だよ。すぐヘルパーさんも来るし・・・」
そういうので　荷物を積みパタパタして　玄関を出ようとした時（もう出勤ぎりぎりの時間）

「あ・・・やっぱり行っておこうかな？」

・・・・

「なんで　今　大丈夫って言ったじゃない！もう出なきゃならないのに」

多分　こんな言葉　今まで思ってはいても　言ったことありません。

こっちだって忙しいのに　早く言ってよ！っていう感じで言ってしまいました。

介護疲れと　我慢していたものが　爆発した瞬間でした


「じゃあ　いい・・・」

この朝の出来事で　主人はかなり　落ち込んで　めげてしまったようで

前に書いたように　「食事もいらない」　「トイレもいい」と　ストライキに・・・・

主人はお坊ちゃま育ちで　女系の家計に　ぽんと誕生した男の子ということで
家族から溺愛され・・・　こんな　つれない言葉に免疫がないんです。　つまり・・・弱いんです。

夫婦であれば　こんな冷たいやり取り　普通になるでしょうが　我々は違いました。

私は温和に問題を対処しようと　努力しました。　穏やかな母の影響か　争いを避けました。

主人をよく知る人は　こう言いました。

「強く言われることに　慣れていない・・・」　

主人自身は　周囲に厳しい人です。　怖いと言う人も　少なくありません。




小学校の低学年の通知表が　出てきて　こう書いてありました。

「他人に厳しく　自分に甘い」



ドキッとしました　　先生って見えるんですね・・・・

見事に身内は納得