2010年11月07日

セデーション(苦痛を感じないように・鎮静)

先日 施設から頂いた看護士さんの書いた「看取り経験談」の中に セデーション という文字がありました。なんぞ?と検索してみました。

意識レベルを下げて苦痛を感じないようにすること・ 鎮静
参考 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~shimizu/cleth-dls/euthanasia/sedation.html

なるほど・・・ モルヒネを使えないため コントミン ホリゾンを使用した意味がはっきり分かりました。 二つが 強力な精神安定剤であり睡眠導入の効果があることは調べましたが こんな目的があったとは・・・
あの時の説明では「モルヒネと似たような薬をつかいます」と説明されました。
コントミン→http://www.naoru.com/contomin.htm
ホリゾン→http://akatan.cool.ne.jp/koufuanyaku.htm

セデーション・・・安楽死との問題も書かれていましたが
こんなことも 調べておけば良かったがーん… と思いました。

おそらく 医療従事者は 一般人の我々がここまで理解は出来ないと思い 簡単に説明したのでしょうが
もっと聞いて 調べておきたかったという後悔の念が 今頃沸いてきました・・・バッド

苦痛から逃れるために モルヒネ ぐらいしか浮かびませんでした。知識不足でした・・・汗

そもそも 主人は自分のお父さんの最期が 苦しまず眠るようだった場面を よく語っていました。
「昏睡状態になれば 苦痛はないんだよ」 と 自分の迎える死も 父のように苦しくないと思い込んでいたようです。私も そんな話しを聞いて主人が迎える末期は静かなのではないか?とちらり思っていました。まずあの介護の最中 死の場面を想像することは ほとんどありませんでした。未知の世界ですから 憶測で苦しむことはしたくないと その時その場面を対処するしかないとも思っていました。色々手際よく 介護体制を整えたつもりでいましたが 肝心な末期の場面での知識不足と準備不測に 今・・・後悔しています。  

そういう意味では ALSの皆さんに我々の経験を伝える 必要がありますグッドグッド

辛い内容かも知れませんが 是非我々の経験を参考にされて 少しでも末期の苦痛から 皆さんが逃れられますように・・・。 



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