2009年10月17日

10月16日 セカンドオピニオン

セカンドオピニオンは重要グッド

いまや、こちらの先生に委ねています。 

なぜなら、生活に関わる具体的な説明を、細かく、そしてはっきりとしてくれますぐー

本日は「奥様とも・・・」ということで、初めてお会いいたしましたが、

聞いていたとおり、奥歯に物が詰まった言い方はしません。

現実問題をシビアに、リアルに説明して下さいました。



本日は、「人口呼吸器を付けるか、付けないかで、今後の治療方針が変わる」というテーマ

呼吸器を付けると・・・、しゃべれなくなるが、

ALSの場合、内臓と意識障害はないので、目で反応するコミュニケーションツールを利用したり

文字盤を使い、コミュニケーションをとることが出来ます。


ドクターの前で、夫の口から意外な言葉が・・・

「それも選択かな・・・」

思わず耳を疑いました。夫の口から、その言葉を聞くとは思わなかったのです。

以前から「植物人間になるなら、延命治療は望まない」と聞いていたからです。


あとで聞くと・・・私が伝えた娘の一言でぐらついたそうです。

「パパが動けなくなって、機械で呼吸して、ベットで寝てるだけでも、生きててほしい?」

「・・・は、生きててほしい」



ALSの場合、全身動かなくなり寝たきりになっても、意識があるから、植物人間とはちがう。

遺漏で食事を取り、呼吸器を付ければ、あと30年生きることも可能だそうです。

その現状に本人が嫌になっても、本人は体が動かないから、付けた呼吸器は外せない。

介護に疲れた家族が、見捨てて、病院や施設に置き去りにする現実問題。

呼吸器を止めた家族が、裁判で「有罪」になっている、日本の法と人権の問題。

リアルな問題が、ドクターの口から次々提示され、さすがに考えさせられました。



家族で話し合って、決めておいて下さいって・・・



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