Marine Story

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もともと　田舎育ちの私は　母の育てた新鮮な野菜と　父が釣った魚・・・父が捕ってきた山菜やきのこなどなど　今思えば　贅沢な料理を食べていました

家族のために洋食を作ったりもしましたが　パパがいなくなり　いつの間にか　
お子も自然食に変わりました。最初は玄米は嫌い・・・と言っていましたが
最近は「白いご飯はいらない」というほどに・・・
親が「美味しい美味しい」と食べていると自然に　子供も美味しくなるのでは？

ピーマンも、にんじんも、魚も　生姜も・・・本当によく食べるようになりました
最近は肉も喜ばなくなり　生協で週１届く豚肉が余る始末・・・

でも　主人のこと思い出すと　野菜たっぷりの食事は家でとるものの
コンビニ　MAC大好きで　お惣菜のコロッケやカレー　シチュー など　洋食中華　大大大好きでした煮物は苦手・・・。

私がよく作る和食は（母から伝授）栄養考えて箸をつけるものの
MACやコンビニ　菓子パン　調理パン　ファミレスetc・・・身体に悪いもの
大大大好きでした。

私が天然のかつお出し派なら　主人は間違いなく本だし派・・・つまり科学調味料（アミノ酸）に
身体が汚染されていたのでは？？と考えています。

なるべく天然出しをとって　娘と過ごしたいな・・・・



　









  

今日は早朝から都内に出張
６時ごろ玄関開けたら　なんと真っ白　
大雪の中、初めてのスタッドレスタイヤで駅へ
緊張しました(:_;)なんせど田舎なんで、私以外のタイヤの跡はあっても一台くらい

路線止まったら、家に帰れないかもと不安が…。
でも働く女性は止まってはいられません！いざ仕事へ！

あれ？流山、八潮、雪はうっすらあるのの、晴れてます(^_^)

新宿通過…。都内は晴天でした～(^O^)/

帰ったら　雪は融けていて　一安心
  

娘が　クローゼットの奥からこんな物見つけました

「ママ～見て～　こんなの出てきた」（うるうるする娘）



















二年前の夏　娘がパパにあげた　誕生日プレゼントです
手紙もそっくりはいったまま・・・。

「そんなの作った？」
「えー？ママ覚えてないの？」
「・・・うん　覚えてない・・・」
「あのころ　忙しかったもんね」
「老化かもよ・・・」
「やだー　悲しい～」

ケーキ（デコ）には　パパ　ママ　娘と２匹のネコの顔が飾ってありました






  

昨日は強風の中　土手沿いを歩いて来ました。
娘のウォーキングのお付き合い
行きはよいよい・・・途中は　もう耳が冷たくて　頭が凍え鼻水たらり・・・
帽子かぶればよかった～と思いきや　ジャンバーのフードがあったの忘れてたぁ
すっぽりかぶり　耳の痛さから逃れました

この寒さでめげてたら　スキーなんて行けないわね～

娘より　かなり鍛えていて　体力は負けない母なのに　寒さには負けます
一昨年スキー場行った時は　「ママ大丈夫？」って　逆に心配されてたし・・・

身体も　心も　能力も　技術も　成長してるんですね～

逆に　アラフォー母は退化？？　負けてられないぞ～　　









　



　
  

娘をスキーに連れて行ってあげたいのですが　雪道運転は　かなり不安　スタットレス入れても　行動範囲は広がらない現状
雪道を犬のように喜んで運転してくれた夫がいないので
スキーシーズンだというのに　休日も娘とまったりしてます。
二人でホームウェア・・・か・・・ジャージ・・・
まあ私は　お家でのんびりしてるのが幸せなんですが　娘はエネルギーがあり余り？

あのスキー場の　ご夫婦のお店に行きたいな～やはり新幹線で行くしかないかな～
板は送らなきゃならないから面倒だけど　私が雪道運転するより　安心

あのホテル　あのロッジ　あのゲレンデ　どうなってるかな～？
駅前の「どさんこラーメン」は　変わらないかな～？
主人は　味噌カレーラーメン大好きだったな～

娘が小さいころの思い出いっぱいの越後湯沢です


これらは思い出のスキー板
　　　ミニーの板なんてボロボロ
バーバパパのボードも可愛いいでしょう？
　パパとの思い出がいっぱい

私はマイペースで二人に付いて行くのが精一杯
パパとお子は　手をつないで滑っていましたよ（余裕～）
「ママ大丈夫？？」って・・・お子に心配されてました












　











　





  

あの些細な一言で　主人が　兄弟を家に呼びました
仲人もいない　私達で　主人が頼ったには兄弟でした・・・・　

主人の残したメールに　兄弟への「help」メールがありました。
他の女性への　メッセージも残っていました
所詮　男の人って　弱いんですね・・・　　後々　思いました。

　　

あの一言が　親族会議になるほどの大問題になったとは・・・

兄弟は　私と上手く行かないなら　主人を引き取り面倒を見ると・・・始まりました。
私は　最後まで主人を見たいけれど　　最終的には　主人自身が幸せに過ごせる所を自分で選んで欲しいと言いました。病気の主人本人が選ぶことが　最善だと思いました。駆け引きも何もなく・・・。出て行くことを　止めもしませんでした　

「あなたが　一番居たい場所を　選ぶといい・・・。」
もちろんこの家から　いなくなることも　想像しました。
命の限られている　主人が　本当にいたい場所・・・・　それは　この家ではなく　
兄弟の所かも・・・。そう主人が望むなら　私は笑顔で送り出さねば・・・・　そう思いました。

まるで　焦るように　
「この家を出るなら　色々手続きしないとならない。俺はどうしたらいい？あなたが決めてくれ・・・」

（なんで？？私が？？　）

「あなたが決めることでしょう・・・もし　出て行くなら　お金の援助はするから・・・」

何度も何度も　同じセリフ（俺はどうしたらいい？）を言われ　話しが進みませんでした。
一言で言えば　堂々巡り・・・以前から　よくあることでした。
　いつもなら　「もう時間の無駄！やめよう」と切り出すのは　決まって私・・・
後ろ髪引くのは　主人・・・　でも　病気で弱っている人に　この時ばかりは忍耐しました。

　　　　　　・・・・　
　　　　　　・・・・

ずーっと　昼から　夜まで　座ったまま・・・

　　　　　　・・・・
　　　　　　・・・・
　　　　　　・・・・

「考えたんだよ・・・・　最後に　誰が側にいて欲しいかって・・・。　分かるか？？」
「〇〇（娘）でしょう？」
「バーカ・・・・　〇〇（娘）じゃない・・・・　あなた（妻）なんだよ」
「・・・」
「最後に誰に側にいて欲しいかって　考えたんだよ。　兄弟でもない・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　〇〇（娘）でもない　　・・・・　あなた（妻）なんだよ」

ここから　やっと　話しが進みだしました。　
この日初めての食事をしたのが　長～～い話し合い後の夜の１０時ごろだったかと・・・本当によく私も耐えたと思いますが　数日食事を拒否していた主人も　本当にすごい人だと思います　　

昨日買った　チラシ寿司の残り（生物だけは私が食べてました）を　二人で食べました。

「あなたと食べようと思って買って来たの・・・」
「分かってたよ・・・　でも　食べるって言えなくて・・・わかるだろう？」
「・・・」
「うまい　二日ぶりだぞ・・・はぁ・・・　気が抜けた　」　（涙）

まるで　新婚当初に戻ったかのように　二人で　固くなりかけたすし飯を食べました。

「これだ・・・これを望んでいたんだ・・・　あなたとこうして一緒にいられることを・・・　」

壁の出来ていた夫婦関係が　みるみる崩れ　以前の夫婦に戻れたのは・・・
　主人の亡くなる２ヶ月前　初めてのショートスティの前日でした



　







  

年末は　葉加瀬太郎の　チケットがとれ　娘とNHKホールに出かけました。

主人も　「行って来い」と　送り出してくれました

私自身も　介護の休養が必要と思い　娘と出かけました


ただ　年が開け・・・　　あの些細な言葉で傷付いたという　次の日だったか・・・　いつだったか？？
　私は　自分癒しの「エステ」に　行くことを言えず　　外出しました。
調度　誕生日ということで半額券を頂いていました。　半日のお出かけなら　夕飯に帰れば大丈夫であろうと出かけて来ました。

エステの帰り道　そのデパートに美味しそうな　「ちらし寿司」が売っていて

主人に食べさせてあげた思いで　購入して帰りました。　いい値段がしましたよ・・・

また・・・　主人の予定や家族の予定が書き込める　カレンダーを見つけ　購入しました。

買うもの　見るもの　主人のことを考えていた　私でした。

家に戻り　声をかけましたが　相変わらず　主人は

「いらない・・・」　　「いい・・・」　と・・・ストライキのままでした。



　

　  

土曜の仕事に出る前の忙しい朝
「トイレ行っておく？大丈夫？」
「うん大丈夫だよ。すぐヘルパーさんも来るし・・・」
そういうので　荷物を積みパタパタして　玄関を出ようとした時（もう出勤ぎりぎりの時間）

「あ・・・やっぱり行っておこうかな？」

・・・・

「なんで　今　大丈夫って言ったじゃない！もう出なきゃならないのに」

多分　こんな言葉　今まで思ってはいても　言ったことありません。

こっちだって忙しいのに　早く言ってよ！っていう感じで言ってしまいました。

介護疲れと　我慢していたものが　爆発した瞬間でした


「じゃあ　いい・・・」

この朝の出来事で　主人はかなり　落ち込んで　めげてしまったようで

前に書いたように　「食事もいらない」　「トイレもいい」と　ストライキに・・・・

主人はお坊ちゃま育ちで　女系の家計に　ぽんと誕生した男の子ということで
家族から溺愛され・・・　こんな　つれない言葉に免疫がないんです。　つまり・・・弱いんです。

夫婦であれば　こんな冷たいやり取り　普通になるでしょうが　我々は違いました。

私は温和に問題を対処しようと　努力しました。　穏やかな母の影響か　争いを避けました。

主人をよく知る人は　こう言いました。

「強く言われることに　慣れていない・・・」　

主人自身は　周囲に厳しい人です。　怖いと言う人も　少なくありません。




小学校の低学年の通知表が　出てきて　こう書いてありました。

「他人に厳しく　自分に甘い」



ドキッとしました　　先生って見えるんですね・・・・

見事に身内は納得　　　


　  

去年の今頃は　家族の手に負えなくなったときの施設に慣れるために　ショートステイを決めていました。
主人は私がテキパキ準備することに　「任せる・・・」としか言いませんでした。

でも　「俺は施設でいい。迷惑はかけたくない・・・　」何度もといいながら
ショートステイが始まる数日前は　「〇〇（妻）に行かされる」と　泣き言？
矛盾した言葉を発していました　
「施設で良いって言ったの　あなたじゃない・・・　」
「俺は　行かされるんだ・・・」

そんなこんなで　この時期に　また離婚の話しまででましたよ（苦笑）
この家を出て　兄弟の所に行く！　兄弟に迷惑かけられないから　近くの施設か病院に行くとか・・・
静岡の知人が紹介した施設に行くとか・・・　一人でどこかにいなくなるとか・・・
現実的でないこと　並べてました。聞いてて矛盾してるな～と　思いながら　
聞いてあげねばならない状態でした。　不安定だったんでしょうね・・・

試された気もしました。ここまで言って私がどう出るか・・・。

ショートスティ前に　夫婦の破局寸前の問題が起こりました
最後の最後まで　我々夫婦をまるで壊そうとする問題が次々起こりました。
今思うと　なんでこの時期に　十代のころの過去カノの問題まで出る？と不思議になるくらい
まるで神様が　我々を試したかのように　問題が起きました。

結論・・・

「あなたの側にいたい」　　　　（主人）

「あなたを最後まで見たい」　　　　（私）


どんな試練があっても　結論は変わりませんでした






  

ふと　石鹸で手を洗った時のこと・・・　ふと主人を思い出しました

腕が動かなくなると　指と指はくっついたまま。わきの下もくっついたまま・・・
空気が通らないと　汗臭くなると　主人は気にしていて　お風呂や　それ以外でも
「指と指の間　よく洗ってくれるか？　臭くなるのいやなんだ・・・」と　頼んで来ました。
仲良く　手を握るようにして　石鹸で洗いました
脇の下は　デオドラントスプレーもよく　使いました。

ショートスティ中は　お風呂が週２回だけでしたから　合間　濡らしたタオルで拭いたり
デオドラントスプレーを　脇ばかりでなく　股間にも・・・

お風呂は　男性スタッフにお願いしましたが・・・
「〇〇くんは　股間　よーく洗ってくれて　今日はさっぱりしたよ。女性スタッフじゃ　
さすがに　ここ洗ってとは言えないからね・・・」

主人は　若手の男性スタッフ（介護福祉士）に　上手に甘えていました。

ただある日　　「男性スタッフいなくなっちゃうので　女性スタッフになります」　
と言われた時は　ちょっとがっかり・・・　でも　開き直りも早かったです
「うん　仕方ない」

自分の身体の状態をよく認め　　よく病気と共に生きました　



  

完全にオフにした年末年始・・・。　くつろぐはずの実家で主人の話題で　息詰まる思い・・・
娘とでかけたホームセンターで　またまた知人とばったり
「ご主人のこと聞きました。何の病気だったんですか？」と・・・
まさか　ホームセンターで会うとは・・・・　

そして　まだ５日しか経っていないというのに　主人の名前を何十回聞いたことでしょう？
忘れたくても　私の行く場所行く場所に　主人の名前が付きまといます。

「ママ～　我慢しすぎて　うつ病にならない？」と娘　（いろんなテレビ見てるからね～）
「こんなんで　めげてたら　仕事なんて出来ないよ。言われる度　強くなるから大丈夫」

そう・・・　辛いなんて　まだまだ序の口

今までの経験を思い起こせば　大したことない！！

そう　自分を励ましてます

　




　  

まだまだ　知らない方もいるのですね・・・
「体調はいかがですか？」との　メッセージもありました。

伝えたはずの人からも　年賀状も届きました。
メールも　届きました・・・

知ってるはずなのに　忘れちゃうのかな？？

まあ・・・　怒らず　仕方ないとやり過ごしています


  

二人だけで迎えた元旦　私の実家に向かいました。

里帰りの楽しみは　やはり母のおせち料理
義理の姉と母と　お喋り・・・　母の実家にも行き　いとこ夫婦とお喋り・・・　　　　
お喋り三昧でしたが　娘も大人同等の会話に参加できるようになり　
退屈しなかったとのこと・・・・　娘の成長を感じました
ただ私としては　主人の話題がかなりでて・・・　しんどかったです
（お願いだから　もうその話題はやめて～）と　心の中で　叫んでいました。
中々終わらないので　「主人の話題はもう　終わりにしよう・・・」と　本当に言おうと思ったくらいです。
ぎりぎりまで　耐えてた自分がいました。


飼い猫もいるため　泊まる事は出来ず　家に向かいました。
帰り道　また「きぬの湯」が12時まで開いていたので　立ち寄って行きました。
夜の露天風呂は　まるで　遠い旅行先にいるかのような気分になりました・・・


２日・・・目が覚めて　ビックリ

１４：３０・・・

温泉効果？？？　正月早々忍耐した疲れ？？
去年の分の疲れが出た？？？去年の今頃は　こんな　「だらり」　「のんびり」　なんて　ありませんでした。

去年の分も含めた　「くつろぎ」　「癒し」　かな？



去年の今頃は　スケジュール帳を見ると　枠の中が予定でびっしり
１２月より　さらに１月は　書き込んだ予定で枠の中は濃くなっていました

昼過ぎまで寝てたなんて自己嫌悪・・・でも　今まで頑張ったご褒美かも・・・そう自分を労わりました

４日からは　祝日以外は休みなしという　仕事漬け状態です




　





　  

娘の写メにこんな画像がありました(T_T)　　　12/23 18:40 とありました。
このハムちゃんはまだ赤ちゃんだそうです。



主人は私達の留守中、部屋の隣にいる、娘が飼っているハムスターをよく観察していました。ハムスターは当時何匹いたか？出産もしたので5．6匹ではきかなかったかも…。動物好きの主人に安らぎを与えたのは言うまでもありません

「みてごらん。この○○はボーロ立って抱えて食べるんだよ　可愛くてさ～」
「この○○と○○は喧嘩するから離さないとダメだぞ。離したくても手が動かねーから、出来ねぇんだよ」
私が部屋を覗くと、よく目を閉じたまま話してくれました。目を開けてるのが辛い時期

猫も二匹いましたが、寝ている主人に乗ったら、命とりタオルケットでさえ重苦しいといい、軽い羽毛布団と夏用の薄い肌掛け布団を使っていました。

でも不思議、4キロくらいの猫たちが、当時主人の布団に乗ったことは一度もありません。わかっていたのかな？膝の上にたまに乗ることがあったくらいです。


  

のんびり寝て　起きて　配置替えをした部屋で　娘と過ごす大晦日
娘はソバは食べられませんし　実家へ行ったところで　我が実家は確実にソバうち・・・
そば粉が飛んでる所にも行けませんから　普通の食事をして　テレビを見ながら新年を迎えました
娘とノリノリで　ジャニーズ年越しプレミアムライブの歌と共に２０１１年です

あ・・・もちろん　TVです　東京ドームは行けたらいいね～と話すだけ

私も10代のころ　マッチ　トシちゃんの　追っかけを少々・・・
マッチの歌唱力にはビックリですあのころ　スニーカーブルースは　外してましたから・・・
歌も上達するものですね～

娘と二人で　ジャニーズの歌を聞ける私
やはり　親子というより　友達みたいかも・・・　「嵐」行きたいね～なんて話しています

  

お母さんにとったら　自分の夫を４６歳で亡くし　未亡人になり
今　自分の息子が同じ病気に蝕まれるのを　見てる訳です　辛さは　計り知れません・・・

であれば　なお更　息子に優しくなれるはずと思うのですが

ところが　現実全く上手くいかないもので　会えば喧嘩・・・という　報告が届きました
電話口で　その声が聞こえることも　よくありました
私は　不思議で不思議で　たまりませんでした。

子供を思う母の気持ちは　私にもあります。　夫には抱けない　無償の愛情が　子供にはわきます。
なぜ　愛情深いお義母さんと主人は　上手くいかないのでしょう・・・？

小さいころ　母乳を与え　オムツを取替え　いつも傍らにいた息子が今　両手も動かず足の力も衰えて　
車椅子に頼ろうとしているこの時に　なんで上手くいかないんだろう？

同じくらいの息子を育てた経験のある方が　「似てるからよ・・・」そう教えてくれました。

似てるのか・・・

いまいち　性別の違う二人が　どう似てるのか　私にはよく理解出来ませんでした。
でも　兄弟の口からも「似てる・・・」とのこと

私の見えてない　母と息子の世界がある　そう思いました。