2010年08月30日

自然分娩 娘の誕生秘話

娘の誕生にまつわる「出産ストーリー」がありました。

十数年前・・・私の初めての妊娠出産で 総合病院で定期検診を受けておりましたが 疑問だらけになっていました。「当病院は自然分娩です・・・・」と書いてあるのに 「 点滴をしながら分娩 」という 説明もありました。 8ヶ月の検診の時に 「赤ちゃん逆子ですから 帝王切開ですね」と あっさり汗 直す方法も教えてもらっていませんでした。 ふつふつと なぜ昔は家で産んだのに・・・私と兄はお産婆さんに取り上げてもらったのに・・・何が自然??そのころから・・・いいえ もっと以前から
 「 自然にあるべき姿 」
 には考えさせられていた私でした。 

自分の納得できる お産がしたい! 自然に産みたい!いう思いが湧き上がり 情報を集め 様々な医療行為を受けない証明書を作り 医師にもって行きました。
 「 あなた方は我々が助けたいという思うですることを するなとおっしゃるのですね!
  であればこちらでは受け入れられません! 」 と 強く断られたときのこと 思い出します。 
そして 自然に家で産みたい!と 自分の気持ちが固まり 「 助産院 」を 訪ねましたが
 「 今時 家で産むなんて・・・ 」 開業助産婦さんにも断られた苦い経験がありましたがーん…

そんな 途方に暮れた時に 私のポリシーに共感して下さる助産婦さんと出会いました。 
電話の問い合わせでしたが まず 「 自宅分娩したいのですが・・・? 」との質問に 
「 自宅分娩も出来ますよ 」
と返答ありびっくり 病院のお産に疑問を抱いたこと 医療行為を避け自然に産みたいことなど お話しすると
「 それは すばらしいですね 笑と 一言 電話の向こうから 返答があり うれしくてうれしくてグッドグッド 舞い上がったのを思いだします。今思えば 私も頑固で 願いを叶えるために 悔しい思いもしながらよく頑張りました。(二十代後半でした)

「ひよこが 自分の口ばしで殻を割って出てくるように 赤ちゃんも自分の力でお母さんのお腹から生まれてるのです」キラキラ 
助産婦さんの言葉が それはそれは 飢え乾い喉に水がしみこむ様に 心の奥に入って行きました。
以後 苦痛な順番待ちの診察もなくなり 助産婦さんと ゆったりお話ししながら 分娩子育ての準備に入りました。逆子は体操で?直りましたが 助産婦は そのような状態でも きちんと技術で対応するとのこと・・・本当に心強かったですちょき  

分娩時間は16時間程かかりましたが、不必要に息む事もなく 娘がゆっくりゆっくり下りて来る時を主人と二人で待つような 感動的なお産でした。笑い話も多々あり 我が家には そのストーリーが漫画になって残っています。 
     
そんな一緒に乗り切った時を 主人は思い出していたでしょうか? 次々に見舞いに来る 教え子達に
延命はしないという話しと一緒に 出産も自然であった と自慢げに話していました。
私が聞き飽きるくらい語るのが好きな人でした晴れ話すのも苦しくなってきていた時期に 本当によく喋りました汗寿命を縮めているのももちろん承知の上でした。
  



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Posted by マリン at 20:28│Comments(0)女性として
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